コロナ後遺症の息切れが続く理由とは?理学療法士が教える呼吸リハビリの基本

セルフケア・リハビリ

✍️ この記事を書いた人

とっち|理学療法士(PT歴18年)

回復期リハビリテーション病院勤務/脳卒中認定理学療法士3学会合同呼吸療法認定士
学会発表・論文投稿経験あり。コロナ禍の急性期〜回復期において、呼吸器症状を抱える患者さんのリハビリに多数携わってきた経験をもとに執筆しています。

「コロナ後遺症で息切れが残る人、感染者全体の約6%いるって知ってましたか。数字で聞くと少なく感じるかもしれないけど、日本の感染者数で換算すると数百万人規模の話なんですよね。

で、この息切れ、正直なところ「安静にしていれば治る」「少しずつ動かせばよくなる」と思っている人がすごく多いんですが——実はそれ、人によってはかなり危ないアプローチになることがあります。

コロナ後遺症の息切れには、PEM(労作後倦怠感)というものが関わっていることがあって、簡単にいうと「頑張るほど翌日から症状が悪化する」という、通常のリハビリの常識が通じないことがあるんです。

この記事では、18年間リハビリの現場にいる私が「これ、もっと早く知っておいてほしかった」と思うことを、できるだけ正直に書いていきます。」

コロナ後遺症と呼吸リハビリ|息切れへのアプローチを理学療法士が解説

「コロナが治ったはずなのに、少し歩くだけで息が切れる」「階段を上ると動悸がして、しばらく動けない」——そんな症状が続いていませんか?

コロナ後遺症(Long COVID)の中でも「息切れ(呼吸困難)」は、倦怠感と並んで最も多く報告される症状のひとつです。そして、この息切れに対して大きな改善効果が期待できるのが呼吸リハビリテーションです。

ただし、コロナ後遺症の息切れは通常のCOPDや肺炎後の息切れとメカニズムが一部異なるため、アプローチの仕方も工夫が必要です。3学会合同呼吸療法認定士として、また回復期病棟でコロナ後遺症患者さんのリハビリに実際に関わってきた理学療法士として、エビデンスを交えながらわかりやすく解説します。

📋 この記事でわかること

  • コロナ後遺症の息切れが起こるメカニズム(なぜ肺が正常でも息切れするのか)
  • PEM(労作後倦怠感)とは何か、なぜ「無理しない」が大切なのか
  • 呼吸リハビリがどのくらい効果があるか(最新エビデンス2024〜2025年版)
  • コロナ後遺症の息切れに特化したリハビリアプローチの実際
  • 自宅でできる呼吸ケアと、注意すべきこと

🦠 コロナ後遺症(Long COVID)とは?定義から理解しよう

まず「コロナ後遺症」の定義を整理しておきましょう。WHO(世界保健機関)は、コロナ後遺症(罹患後症状)を「COVID-19感染後3ヶ月が経過しても2ヶ月以上継続または新たに出現する症状」と定義しています1

代表的な症状は、倦怠感・息切れ・記憶力や集中力の低下(ブレインフォグ)・嗅覚・味覚異常などです。WHOの最新データでは、COVID-19感染者の約6%に罹患後症状が発生するとされており1、国内の東京都民調査では2ヶ月以上後遺症を経験した割合が感染者の25.8%に上るという報告もあります2

💡 息切れはなぜ長引くのか?メカニズムを知る

コロナ後遺症の息切れには、大きく以下の3つのメカニズムが関係しています。一般的な肺疾患とは異なる点も多く、この違いを理解することがリハビリの鍵になります。

🫁
① 肺・心臓への直接障害
急性期に肺胞が傷ついた場合の線維化・炎症残存。ただし非入院患者では明らかな心肺異常がないことが大半とされる3
② ミトコンドリア機能低下
筋細胞のミトコンドリア(エネルギー工場)が機能不全を起こし、ATPが十分に産生されない。これがPEM(労作後倦怠感)の主なメカニズムとされる4
🫀
③ 自律神経・心拍応答の異常
「クロノトロピック不全(運動時に心拍が適切に上がらない)」や起立性調節障害が合併し、少しの動作でも強い息切れや動悸が生じる3

重要なのは、検査値が「正常」でも症状がひどい場合があるという点です。肺機能検査や胸部CT、心臓エコーが正常であっても、ミトコンドリア機能低下や自律神経の乱れが息切れを引き起こします。「検査で異常がない」と言われて戸惑っている方がいれば、これが理由のひとつです。

⚠️ 最重要:PEM(労作後倦怠感)とは何か?なぜ「頑張りすぎ」が危険なのか

コロナ後遺症のリハビリで、最も注意しなければならない概念がPEM(Post-Exertional Malaise:労作後倦怠感)です。通常の呼吸リハビリの考え方と根本的に異なる点があるため、理学療法士として特に強調したいと思います。

PEM(労作後倦怠感)とは

軽い身体的・精神的な活動の後、5〜48時間以内に強い倦怠感や症状悪化が現れる現象。近所への買い物、ちょっとした会話、入浴など、健常な人には「何でもない」活動の後に翌日以降まで続くほどの疲労が来ることがあります5

PEMを繰り返すことで、症状が半年以上続く筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)に移行するリスクがあるとされています5。これが、コロナ後遺症のリハビリで「頑張りすぎ」が禁物とされる理由です。

🚫 PEMがある人に「頑張れ」は禁句

従来の運動療法の原則「きつくても続けることで体力がつく」は、PEMを伴うコロナ後遺症にはそのまま当てはめてはいけません。PEMが確認されている場合、無理な運動負荷はむしろ回復を遅らせます。

ではどうするか。重要なのは「ペーシング(pacing)」という概念です。自分の活動限界の70〜80%程度に留め、症状が悪化しない範囲を保ちながら、ゆっくりと活動量を増やしていく方法です。PEMの兆候が出始めたら、活動量をその時点の30%程度まで下げることも必要です6

PEMの有無で、リハビリの方針が変わる

PEMなし(デコンディショニング中心) PEMあり(慎重なペーシング必要)
運動強度 漸増可能 低強度から。悪化時は即減量
目標 有酸素能力の向上 日常活動の安定した維持
注意点 翌日の回復状態を確認 活動後48時間の症状観察が必須

📊 呼吸リハビリはコロナ後遺症に効くのか?最新エビデンス(2024〜2025年)

答えは「効果あり、ただし条件付き」です。近年、コロナ後遺症患者に対する呼吸リハビリ(PR)の研究が急速に蓄積されています。

🔬 注目の2025年メタ解析:6分間歩行距離が平均77.95m改善

2025年に発表されたシステマティックレビュー&メタ解析(PubMed・Embase・Cochrane等を網羅)では、コロナ後遺症患者に対する呼吸リハビリが、6分間歩行距離(6MWT)を平均77.95m改善させることが示されました(95%CI: 50.91〜104.99m)7。この改善幅は、COPDに対する呼吸リハビリの効果(約43.93m)を大きく上回るという注目すべき結果です。

また別の系統的レビュー(2026年発表、15研究・803例)では、外来理学療法ベースの呼吸リハビリが、運動耐容能・息切れの改善において臨床的に有意な効果をもたらすことが確認されています8

✅ 呼吸リハビリで改善が確認されている効果(Long COVID)

  • 運動耐容能の向上(6分間歩行距離・30秒椅子立ち上がりテストなど)
  • 息切れの軽減(労作時呼吸困難感の低下)
  • QOL(生活の質)の改善
  • 不安・抑うつの改善
  • 1,000名以上の非入院コロナ後遺症患者を対象とした研究でも、有酸素フィットネスと身体機能が改善し、息切れ・倦怠感・抑うつが軽減3

一方で、疲労感の改善については評価尺度が研究ごとに異なり、PEM合併例では慎重な解釈が必要とされています8。リハビリは万能ではなく、特にPEMが強い患者では通常の運動療法を安易に適用すべきではないというコンセンサスが形成されつつあります。

🏥 コロナ後遺症の息切れに対する呼吸リハビリの実際

コロナ後遺症の呼吸リハビリは、まず「PEMがあるかどうか」の評価から始めるのが現在の標準的な考え方です4。評価をせずにいきなり有酸素運動を開始するのは危険です。

STEP 1:評価(運動前に必ず確認)

  • SpO₂(酸素飽和度)の安静時値と運動後の変化
  • PEMの有無:「軽い活動の翌日、症状が著しく悪化することがあるか?」
  • 心拍変動・起立時の血圧・脈拍(自律神経の評価)
  • 6分間歩行テストや30秒椅子立ち上がりテストによる運動耐容能の把握

STEP 2:PEMの有無に応じた段階的アプローチ

🟢 PEMなし・デコンディショニングが主な場合

  1. コンディショニング:口すぼめ呼吸・横隔膜呼吸の練習(#71記事参照)
  2. 低強度有酸素運動:「話せるがやや息切れ」程度(ボルグスケール10〜12)から開始
  3. 漸増:1〜2週ごとに強度・時間を段階的に増やす
  4. 筋力トレーニング:下肢・体幹の筋力強化を並行

🟠 PEMあり・慢性疲労症状が目立つ場合(ペーシング中心)

  1. まず安定化:呼吸法(口すぼめ呼吸)の習得と、横になった状態での呼吸練習から
  2. ペーシングの指導:「症状が出ない範囲の70〜80%で活動をやめる」を徹底
  3. 座位・立位へ移行:数週間〜数ヶ月かけてゆっくり座位・立位でのエクササイズへ
  4. PEM出現時は即減量:その時点での活動量の30%程度まで下げる6

STEP 3:息切れに特化した呼吸法の実践

PEMの有無にかかわらず、コロナ後遺症の息切れ管理に有効な呼吸法を毎日の生活に組み込みます。

🔵 口すぼめ呼吸(動作時の息切れ軽減に最も有効)

鼻から2カウント吸い、口をすぼめて4〜6カウントかけてゆっくり吐く。気道内圧を維持し、呼吸効率を高める。階段昇降・歩行中・更衣動作中に合わせて使う。(#74記事で詳しく解説予定)

🟢 前傾位での休息(息切れパニックを防ぐ)

息が上がったら椅子に座り、前傾姿勢で両腕を膝か机に置く。横隔膜が動きやすくなり、短時間で息切れが落ち着く。「まずこの姿勢」と覚えておくことで、パニックを防げる。

🔴 活動とSpO₂の自己モニタリング

家庭用パルスオキシメーターで活動前後のSpO₂(酸素飽和度)を測定。安静時94%以上・活動後90%以上を目安に管理する。SpO₂が90%を下回る場合や、回復に30分以上かかる場合は活動強度を落とすサインとして活用する。

STEP 4:患者教育・セルフマネジメント

コロナ後遺症患者は「検査が正常なのに症状が続く」という状況に精神的な苦痛を感じやすく、「自分だけがおかしいのか」という孤立感や不安を持ちやすいです。リハビリの場では以下の教育も欠かせません。

  • PEMのメカニズムと「休み方」の技術を知ること
  • 症状日誌をつけて、自分の「波」のパターンを把握すること
  • 急性増悪のサイン(SpO₂低下・安静時の呼吸困難・胸痛・発熱)を知り、受診の判断ができること
  • 心理面のサポート(不安・抑うつが症状を増悪させることが知られている)

💬 現場から:「動けないのに、検査が正常」という壁

コロナが5類になって間もない頃の話です。40代の女性が「肺炎後のリハビリ目的」で転院されてきました。入院時の病状は中等症で、酸素投与が2週間ほど続いたものの、転院時点ではSpO₂も呼吸数も正常範囲。胸部CTも「改善傾向」とのことでした。

担当になった初日、歩行評価を行いました。10メートルほど歩いたところで「少し休みたい」と言われたのですが、SpO₂は97%を維持していて、脈拍も120台程度。数値的には問題ない範囲です。「もう少し歩いてみましょうか」と促してしまいました。今思えば、これが失敗でした。

翌朝、看護師から「昨日の夕方からずっとベッドから起き上がれない」と報告が入りました。食事も摂れず、「何もしたくない」という状態。数値に引っ張られて、本人の訴えを軽くみてしまったのです。18年やっていても、こういう失敗をします。

「数字は正常でも、本人の感覚がリハビリの限界を教えている」と気づくまでに、正直2〜3日かかりました。そこからは方針を完全に切り替え、まず口すぼめ呼吸の練習だけを1週間続け、歩行は「本人がOKと言える距離の半分」でやめるルールにしました。チームへの申し送りでも「翌日の体調を確認するまでは量を増やさない」を徹底してもらいました。

退院前の最後のリハビリで、その方が「先生、最初に無理させられたとき、もう良くならないかと思った」とぽつりと言いました。笑いながらでしたが、こちらは笑えませんでした。コロナ後遺症の息切れは、数値ではなく本人の体調の波を軸にリハビリを組み立てる、ということをあらためて学んだ経験でした。

💬 現場から:「回復しているのに動けない」もどかしさに向き合って

「もっと頑張って歩いた方が、早く回復するんじゃないですか?」

数年前、COVID-19流行期に回復期病棟で担当した50代男性の患者さんを通して、私はこの考え方を見直すことになりました。

急性期病院で約2週間治療を受け、酸素投与もなく回復期へ転院されました。しかし、「少し歩くだけで翌日は一日中動けなくなる」と話され、病棟内を10m歩いただけでも翌日は強い倦怠感でベッドから起き上がれない状態が続いていました。

当時はまだCOVID-19後遺症に対する知見が少なく、病棟でも「体力が落ちているだけではないか」「もう少し頑張って歩いた方が回復するのでは」と考えるスタッフもいました。

正直、私自身も最初はその可能性を考えていました。

しかし、歩いた翌日に症状が悪化し、それが数日続く経過を何度も確認する中で、「これはPEM(労作後症状増悪)ではないか」と考えるようになりました。

そこでチーム全体で情報を共有し、リハビリの考え方を大きく変更しました。

歩行距離を増やすことではなく、「症状を悪化させないこと」を最優先にし、歩行は5m以内から開始。運動後は48時間かけて体調の変化を確認し、口すぼめ呼吸や前傾位での休息を取り入れながら、ご本人の体調に合わせて少しずつ活動量を調整していきました。

焦らず続けた結果、約3か月後には、ご自身のペースで病棟内を歩けるまでに回復されました。

退院前、その方が話してくださった言葉を今でも覚えています。

「焦らなくて本当に良かったです。もし最初に無理をしていたら、今も動けなかったと思います。」

この症例は、私に「頑張ることが正解とは限らない」という大切なことを教えてくれました。

リハビリでは、少しでも早く回復してほしいという思いから、つい運動量を増やしたくなることがあります。しかし、COVID-19後遺症のように、休むこと自体が治療になる病態もあります。

患者さんの身体の声をよく聞き、「今日はどこまで頑張るか」ではなく、「今日はどこで止めるか」を一緒に考えることも、理学療法士の大切な役割なのだと、この患者さんから学びました。

🏠 自宅でできる!コロナ後遺症の息切れケア5つのポイント

専門家への相談が基本ですが、日常生活の中でできることをまとめます。必ず医師・理学療法士の指示のもとで実践してください。

✅ ① 症状日誌をつけて「自分の波」を知る

毎日の活動内容・息切れの程度(0〜10点)・翌日の体調を記録。PEMのパターンが見えてくると、「どのくらいの活動量なら症状が出ないか」の目安がわかります。

✅ ② 口すぼめ呼吸を動作と組み合わせる

歩くとき・階段を上るとき・荷物を持つとき。「息を吐きながら動く」を意識するだけで息切れが大幅に改善します。#71記事で詳しく解説しています。

✅ ③ SpO₂自己管理を習慣にする

家庭用パルスオキシメーターで、活動前後のSpO₂と脈拍を記録。数値が「安静94%以上・活動後90%以上・回復5〜10分以内」なら通常の活動範囲内の目安になります(ただし個人差・病態差あり、必ず医師に確認を)。

✅ ④ 活動の「分割」で疲労を分散させる

「一気にやらず、細切れにする」がエネルギー節約の基本。たとえば入浴なら、シャワーを浴びる→5分休む→更衣をする→5分休む、という形でタスクを分散します。

✅ ⑤ 「良い日」に無理しない

コロナ後遺症では体調の波が大きく、「調子がいい日」に頑張りすぎてしまう方が多いです。「今日は調子がいい」と感じる日こそ、いつも通りの活動量に留める意識が大切です。

❓ よくある質問 Q&A

Q. コロナ後遺症の息切れは、病院に行けばすぐ呼吸リハビリを受けられますか?

まずかかりつけ医または呼吸器内科・コロナ後遺症外来を受診し、心肺機能の評価を受けることが先決です。その後、必要に応じて理学療法士への呼吸リハビリの処方が出されます。「息切れがあるが検査は正常」と言われた場合でも、PEMの有無や運動耐容能の評価をもとにリハビリの適応を判断できます。担当医に「呼吸リハビリを受けたい」と相談してみてください。

Q. 軽症コロナ(自宅療養)だったのに後遺症が残ることはありますか?

はい、あります。コロナ後遺症は「急性期の重症度に関係なく発生する」ことが大きな特徴のひとつです。入院が必要なほど重症だった方だけでなく、軽症・自宅療養だった方でも後遺症が残るケースは珍しくありません1。「たいしたことなかったから」と我慢せず、症状が2週間以上続く場合は受診することをお勧めします。

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📝 まとめ:コロナ後遺症の息切れには「急がば回れ」のリハビリを

  • コロナ後遺症の息切れは、肺だけでなくミトコンドリア機能低下・自律神経障害・デコンディショニングの複合的なメカニズムで起こる
  • PEM(労作後倦怠感)の有無を必ず評価してから運動を開始する。PEMがある場合は従来型の運動療法より「ペーシング」が優先
  • 呼吸リハビリは2025年のメタ解析でも6MWTを平均77.95m改善と、COPD以上の効果が示されている
  • 口すぼめ呼吸・前傾位休息・活動分割・SpO₂モニタリングは自宅でも実践できる基本スキル
  • 「調子のよい日に頑張りすぎない」が回復の鍵。症状の波をセルフモニタリングして管理する
  • 症状が2週間以上続く場合は必ず医療機関を受診し、呼吸リハビリの処方について相談を

このシリーズでは今後も、口すぼめ呼吸の詳しいやり方(#74)・腹式呼吸(#75)・排痰法(#77)・肺炎後のリハビリ(#78)と、呼吸リハビリの各テーマを深掘りしていきます。ぜひシリーズ全体を通して読んでみてください。

  1. WHO. A clinical case definition of post COVID-19 condition by a Delphi consensus. WHO/2019-nCoV/Post_COVID-19_condition/Clinical_case_definition/2021.1. October 6, 2021. https://www.who.int/publications/i/item/WHO-2019-nCoV-Post_COVID-19_condition-Clinical_case_definition-2021.1
  2. 厚生労働省. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント 第3.1版. 2025年2月26日. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00111.html
  3. Schwendinger F, et al. Autonomic dysfunction and exercise intolerance in post-COVID-19 — An as yet underestimated organ system? Int J Clin Health Psychol. 2024;24(1):100429. doi:10.1016/j.ijchp.2023.100429. PMID: 38348143
  4. Appelman B, et al. Muscle abnormalities worsen after post-exertional malaise in long COVID. Nat Commun. 2024;15:17. doi:10.1038/s41467-023-44432-3
  5. Ely EW, Brown LM, Fineberg HV; National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine Committee on Examining the Working Definition for Long Covid. Long COVID defined. N Engl J Med. 2024;391:1746-1753. doi:10.1056/NEJMsb2408466
  6. Sivan M, et al. A supervised online 8-week exercise and rehabilitation trial for people with Long COVID (REGAIN trial): randomised controlled trial. BMJ. 2022;377:e068255. doi:10.1136/bmj-2021-068255
  7. Liu Z, et al. Effect of pulmonary rehabilitation for patients with long COVID-19: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Chronic Respir Dis. 2025;22:14799731251326299. doi:10.1177/14799731251326299. PMC11907626
  8. Aranda-García S, et al. Effects of Exercise-Based Pulmonary Rehabilitation in Patients with Long COVID: A Systematic Review and Meta-Analysis. Appl Res Med. 2026;94(2). doi:10.3390/arm94020025
  9. 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 呼吸リハビリテーション委員会ほか. 呼吸リハビリテーションに関するステートメント. 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌. 2018;27(2):95-114.

【免責事項】

本記事は一般的な健康・医療情報の提供を目的としており、特定の疾患の診断・治療を目的とするものではありません。コロナ後遺症の症状は個人差が大きく、対処法は個々の状態によって異なります。症状が続く場合は必ず医療機関を受診し、医師・理学療法士の指示のもとでリハビリを行ってください。本記事の内容は執筆時点(2025年)のエビデンスに基づいており、最新情報については担当医にご確認ください。

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理学療法士 18年目
とっち

回復期リハビリテーション病院勤務18年目の理学療法士。
・脳卒中認定理学療法士
・3学会合同呼吸療法認定士
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